ご挨拶
皆様へ
ベッキオ・バンビーノ 名誉実行委員長
交通事故問題を考える国会議員の会 会長
衆議院議員 逢沢一郎
秋風に乗り、ここ岡山にやってくる珠玉のクラシックカーの隊列。
岡山県東部を代表する史跡・観光名所を駆け抜けるその姿は春季大会同様に岡山の秋を彩る風物詩として、すっかり定着しています。
チャリティー・クラシックカーラリー「ベッキオ・バンビーノ」は、ご関係皆様のご支援とご協力で、10周年・16回大会を迎えることになりました。県内外はもちろん、海外から毎回連続して参加頂いている皆様。また今回初めてこの岡山に集結する産業文化遺産といえるクラシックカーを愛する“ベッキオ・バンビーノ(永遠の少年)”ご参加の皆様にも、心より感謝と歓迎を申し上げます。回を重ねるたびに、その規模は大きくなり今や日本最大規模のイベントに成長致しました。感謝の気持ちでいっぱいです。大変嬉しく思います。
名車が訪れる先々でのふれあいと心の交流、そしてチャリティーをメインテーマとしたこの「ベッキオ・バンビーノ」。立ち寄り先での趣向を凝らしたお出迎えに心が温まります。その気持ちを公益に資する社会貢献へと変えさせていただき、これまで14回の大会で総額約1,800万円を超えるチャリティー募金をお寄せいただきました。また、残念ながら今春の15回大会は新型コロナウイルスの影響で開催直前に中止となりましたが、協賛社のご協力のもと県内15市町村団体に向け7万枚のマスクを寄付させていただき、チャリティーの総額も2,200万円を超えることになりました。
各地で多発する震災被害。また、注意喚起に取り組むものの、あとを断たない悲劇的な交通事故。震災復興や、交通事故遺児への支援・協力は引き続き強力に進めていかなくてはなりません。このイベントを通じて支援の輪を広げてまいりたいと存じます。またご承知の通り私たちは、一昨年の夏西日本豪雨災害に見舞われたふるさと岡山再生のために全力を尽くしてまいりました。これからも頑張ります。
「ベッキオ・バンビーノ」は、これまでもこれからも、厳しい環境の中にあっても、元気を出して立ち上がろうとする方々とともに歩むイベントでありたいと思います。被災地や遺児となった方々への支援・応援を継続してまいります。
日本全国・世界各地から集まった志を同じくしたエントラントの皆さんには、宝石のような名車の数々で我が故郷・岡山を、笑顔いっぱいに走り抜け、存分に楽しんでいただきたいと思います。岡山縣護國神社をスタートした一行を、瀬戸内の島巡り、サーキットでの競技、岡山の誇る美作三湯ほか、晴れの国のおもてなしとともに、地域の皆さんが沿道で温かくお迎えくださいます。
ポストコロナの到来を見据え、秋季大会は沈滞したムードを一掃する素晴らしいイベントとなるよう、みんなで力を合わせて頑張りましょう。
この「ベッキオ・バンビーノ」から、そして岡山の地から、苦境に負けない力強さをともに発信しようではありませんか。そして地域を越えて助け合う、たくましい日本を一緒につくってまいりましょう。「頑張っていますよ、岡山!」