ご挨拶

皆様へ

ベッキオ・バンビーノ 名誉実行委員長
交通事故問題を考える国会議員の会 会長
衆議院議員  逢沢一郎

 初秋の風に乗り、ここ岡山にやってくる珠玉のクラシックカーの隊列。
 岡山県東部を代表する史跡・観光名所を駆け抜けるその姿は、春季大会同様に季節の風物詩としてすっかり定着しております。
 チャリティー・クラシックカーラリー「ベッキオ・バンビーノ」は、ご関係皆様のお力添えのもと、第14回大会を迎えることになります。県内外から毎回連続して、または初めてこの岡山に集結される産業文化遺産といえるクラシックカーを愛する“ベッキオ・バンビーノ(永遠の少年)”の皆様にも、心より感謝と歓迎を申し上げます。回を重ねるたびに、その規模は大きくなり今や日本最大規模のイベントにお育ていただきましたこと、大変嬉しく思います。

 名車が訪れる先々での心の交流、そしてチャリティーをメインテーマとしたこの「ベッキオ・バンビーノ」。立ち寄り先での趣向を凝らしたお出迎えに心温まり、その気持ちを公益に資する社会貢献へと変えさせていただき、これまで13回の開催で総額約1,618万円のチャリティー募金をお寄せいただきました。
 残念ながら各地で起きた震災被害。また、注意喚起に取り組むものの無くなることがない悲劇的な交通事故。震災復興や、交通事故遺児となってしまった暮らし、その中にあって再建に力を注ぎつつも、悲しみは癒えるものではありません。それでも前を向いて一歩を踏み出している当事者の皆さんを応援したいと、このイベントを通じて支援活動に取り組んでまいりました。ご承知の通り、この一年間は西日本豪雨災害に見舞われたふるさと岡山のために全力を尽くしてまいりました。

 「ベッキオ・バンビーノ」は、これまでもこれからも、国難の中にあっても、元気を出して立ち上がろうとする方々とともに歩むイベントでありたいと思います。被災地や遺児となった方々への寄付を継続していきます。

 日本全国から集まった志を同じくしたエントラントの皆さんを、宝石のような名車の数々で我が故郷・岡山を、笑顔いっぱいに走り抜け、存分に楽しんでいただきたいと思います。表町商店街をスタートした一行を、瀬戸内の島巡り、サーキットでの競技、岡山の誇る美作三湯ほか、晴れの国のおもてなしとともに、地域の皆さんが沿道で温かくお迎えくださいます。

 この「ベッキオ・バンビーノ」から、そして岡山の地から、苦境に負けない力強さを、ともに発信しようではありませんか。そして地域を越えて助け合う、たくましい日本を一緒につくってまいりましょう。「頑張っていますよ、岡山!」

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